Japanische Klassiker mit Furigana
ja-reading.com
Lesen Sie japanische Klassiker online mit Furigana. Filtern Sie nach JLPT-Niveau, tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung und übersetzen Sie einen Satz.
きせつのないまち
季節のない街
山本 周五郎
Lesen Sie 季節のない街 (きせつのないまち) von 山本 周五郎 (やまもとしゅうごろう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 201.379 Zeichen · 394 Bildschirme
になってしょうがないから教えてよとくる、神や仏はおめえの領分じゃねえかってえと、七福神はべつだって、どうもしょうがねえ、弁天さまに寿老人にびしゃもん天にほていに大黒にえびっさまにって、そこでつかえちまったら、くに子のやつあ指を折ってやがって、まだ一人足りないよってやがる、それからあっしゃあ初めからやり直してみたが、どうしてもあとの一人がわからねえ、さあこっちも気になりだしちゃって、はてもう一人は誰だろうと考えると、また馬力はすっこ抜けよ、――笑いごっちゃねえよたんばさん」
「笑やあしないよ」
「あっしゃあしんけんなんだから、ほんとに」と徳さんはきまじめに表情をひき締めて云った、「ゆうべもゆうべで、ねえあんたを始めやがった、タクシーの運ちゃんはどうして車に酔わないのっときた、そりゃあおめえあたりきじゃねえか、車に酔うようじゃタクシーの運ちゃんができゃしねえや、ってあっしゃあ云ってやった、するってえとくに子が云うにはよ、あたいがお店にいたときセーラーのお客がいたけれど、セーラーには船に酔う者が相当にいるってったよときた、セーラーが船に酔うんだから、タクシーの運ちゃんが車に酔わないとはきまっちゃいないでしょっ、ときた、あっしゃあ呻ったね、呻ってから云ってやった、よしよし、こんどタクシーの運ちゃんに会ってきいてみよ