Japanische Klassiker mit Furigana
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かいじんにじゅうめんそう
怪人二十面相/少年探偵団
江戸川 乱歩
Lesen Sie 怪人二十面相/少年探偵団 (かいじんにじゅうめんそう) von 江戸川 乱歩 (えどがわらんぽ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 212.130 Zeichen · 422 Bildschirme
「ああ、わしはねむったんだな。しかし、あんなに気をはりつめていたのに、どうして寝たりなんぞしたんだろう。」
左門老人はわれながら、ふしぎでしかたがありませんでした。
見ると、明智探偵はゆうべのままの姿で、まだスヤスヤとねむっています。
「ああ、助かった。それじゃ二十面相は、明智探偵におそれをなして、とうとうやってこなかったとみえる。ありがたい、ありがたい。」
老人はホッと胸をなでおろして、しずかに探偵をゆりおこしました。
「先生、起きてください。もう夜が明けましたよ。」
明智はすぐ目をさまして、
「ああ、よくねむってしまった……。ハハハ……、ごらんなさい。なにごともなかったじゃありませんか。」
といいながら、大きなのびをするのでした。
「見はり番の刑事さんも、さぞねむいでしょう。もう大じょうぶですから、ご飯でもさしあげて、ゆっくりやすんでいただこうじゃありませんか。」
「そうですね。では、この戸をあけてください。」
老人は、いわれるままに、懐中からかぎをとりだして、締まりをはずし、ガラガラと板戸をひらきました。
ところが、戸をひらいて、部屋の中を一目見たかと思うと、老人の口から「ギャーッ。