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Japanische Klassiker mit Furigana

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かいじんにじゅうめんそう

怪人二十面相/少年探偵団

江戸川 乱歩

Lesen Sie 怪人二十面相/少年探偵団 (かいじんにじゅうめんそう) von 江戸川 乱歩 (えどがわらんぽ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 212.130 Zeichen · 422 Bildschirme

Aozora Bunko

黄金の塔

そのあとで、二十面相とその部下とは、屋根裏部屋で姿をかえたうえ、例の麻なわを伝わって地上におり、大手をふって門を出ていったというわけです。なんとまあ、あざやかな手品使いではありませんか。

読者諸君、怪盗二十面相は、こうしてふたたび、わたしたちの前にあらわれました。そして、名探偵明智小五郎に、にくにくしい挑戦状をつきつけたのです。

むろん、指をくわえてひっこむようないくじのない明智探偵ではありません。今や探偵と怪人とは、まったく新たな敵意をもって相対することになったのです。こんどこそ、死のものぐるいの知恵くらべです。一騎うちです。

黄金の塔

二十面相は、いよいよ正体をあらわしました。そして、これからは大っぴらに、怪盗二十面相として、例の宝石や美術品ばかりをねらう、ふしぎな魔術の泥棒をはじめようというわけです。

新聞によって、これを知った東京都民は、黒い魔物のうわさを聞いたときにもまして、ふるえあがってしまいました。ことに美術品をたくさんたくわえている富豪などは、心配のために、夜もおちおちねむられないというありさまです。なにしろ、政府の博物館までおそって、美術品をすっかりぬすもうとしたほどの、おそろしい大盗賊ですからね。