Japanische Klassiker mit Furigana
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かいじんにじゅうめんそう
怪人二十面相/少年探偵団
江戸川 乱歩
Lesen Sie 怪人二十面相/少年探偵団 (かいじんにじゅうめんそう) von 江戸川 乱歩 (えどがわらんぽ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 212.130 Zeichen · 422 Bildschirme
それに、けさの新聞では、いよいよ国立博物館をおそうのだっていうじゃないか。じつに警察をばかにしきった、あきれた態度だ。けっしてうっちゃってはおけませんよ。あいつをたたきつぶすためだけでも、明智さんが帰ってこられるのを、ぼくは待ちかねていたんだ。」
「ええ、ぼくもそうなんです。ぼく、いっしょうけんめいやってみましたけれど、とても、ぼくの力にはおよばないのです。先生にかたき討ちをしてほしいと思って、待ちかねていたんです。」
「きみが持っている新聞は、けさの?」
「ええ、そうです。博物館をおそうっていう予告状ののっている新聞です。」
小林君はそういいながら、その記事ののっている個所をひろげて見せました。社会面の半分ほどが二十面相の記事でうずまっているのです。その意味をかいつまんでしるしますと、きのう二十面相から国立博物館長にあてて速達便がとどいたのですが、それには、博物館所蔵の美術品を一点ものこらず、ちょうだいするという、じつにおどろくべき宣告文がしたためてあったのです。例によって十二月十日というぬすみだしの日づけまで、ちゃんと明記してあるではありませんか。