Japanische Klassiker mit Furigana
ja-reading.com
Lesen Sie japanische Klassiker online mit Furigana. Filtern Sie nach JLPT-Niveau, tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung und übersetzen Sie einen Satz.
かいじんにじゅうめんそう
怪人二十面相/少年探偵団
江戸川 乱歩
Lesen Sie 怪人二十面相/少年探偵団 (かいじんにじゅうめんそう) von 江戸川 乱歩 (えどがわらんぽ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 212.130 Zeichen · 422 Bildschirme
「ウーム、よく似せたものだね。これじゃ、わしにも見分けがつかぬくらいだ。」
「でございましょう。外はしんちゅう板で作らせ、それに金めっきをさせました。中身は、重さをつくるために鉛にいたしました。これで、光沢といい、重さといい、ほんものと少しもちがいはいたしません。」
支配人はとくとくとして申します。
「それで、ほんものを床下にうずめ、にせもののほうを、床の間に飾っておくという、はかりごとだったね。」
「はい、さようで。そうしますれば、賊は、にせものと知らずにぬすみだし、さぞくやしがることでございましょう。にせものといっても、このとおり重いのでございますから、ぬすみだすせつは、いかなる怪盗でもかけだすことはできません。その弱みにつけこんで、明智さんなり、警察の方なりに、ひっとらえていただこうというわけでございます。」
「ウン、そういけばうまいものだが、はたしてうまくいくものだろうか。」
大鳥氏は、まだ少しためらいぎみです。
「いや、それはもう大じょうぶでございます。どうかわたくしにおまかせくださいまし。かならず二十面相の裏をかいて、アッといわせてお目にかけます。