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Japanische Klassiker mit Furigana

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がくせいものがたり

楽聖物語

野村 あらえびす

Lesen Sie 楽聖物語 (がくせいものがたり) von 野村 あらえびす (のむらあらえびす) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 193.667 Zeichen · 381 Bildschirme

Aozora Bunko

チャイコフスキーの作品とそのレコード

交響曲

その感じ易い美しい情緒は、どんな頑なな心をも動かさずにはおかないだろう。

チャイコフスキーの作品とそのレコード

チャイコフスキーの一般的な人気は、おそらくベートーヴェンに次ぐものがあるだろう。その支持者の大部分は言うまでもなく大衆層ではあるが、それだけチャイコフスキーの音楽は多く聴かれ、親しまれ、そして万人の胸に食い入るものがあるとも言えるのだろう。

チャイコフスキーをかくも親しみ深いものにしたのは、その音楽が思いのほか衒気がなく、感傷的で、直情的で、甘さと人の好きを露骨に表現しているばかりでなく、その形式が整頓されたヨーロッパ風であるにもかかわらず、その情緒は土臭いロシア民族のもので、独特の美しい旋律と、全体を特色づける哀愁が漂っているためであろうと思う。チャイコフスキーの良さはつまりは悲劇の良さであり、その人の良さがすべての作品に沁み出すためでなければならない。

交響曲

六つのシンフォニーのうち、「交響曲第四番=ヘ短調(作品三六)」はチャイコフスキーにしては明るい曲で、ストコフスキー、メンゲルベルク、クーセヴィツキーなどが指揮しているが、ストコフスキーとメンゲルベルクの吹込みが古く、クーセヴィツキーのは演奏が腑に落ちず、ここに挙げるほどのレコードはない。