Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

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ごくちゅうへのてがみ

獄中への手紙

宮本 百合子

Lesen Sie 獄中への手紙 (ごくちゅうへのてがみ) von 宮本 百合子 (みやもとゆりこ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 229.387 Zeichen · 453 Bildschirme

Aozora Bunko

私たち勿論ヤブでない医者が友人にあったらどんなに便利でしょう。経済(中央大学)にいた人の由です。中途転業。だからなかなか骨の由です。学生の中でもとっちゃん学生なわけです。

こう書いているうちにも、玄関風呂場は、カベのぬり更えで大乱脈。この間、土台をジャッキでギューと上げて、ストンとおとして根太をついだ話いたしましたろう? そのとき壁は無惨な体たらくとなりました。やっとけさから塗り直しにかかったところです。茶の間の雨のしみたところやちょいちょいとある。何しろ家主さんは不可抗な事情に到って直して呉れるのですから。なかなか微妙なものです。こちらの家へ来て話すとき職人たちは借家人の心持の側に立って、何でもなるたけよくやりましょうという風に話す。その職人が竹垣一つのむこうに行って話すのをきいていると、ナアニちょっくら云々と。心理をとらえている。仰々しく云ったのでは職人としての仕事がなくなってしまうかもしれません。

野原の小母さんは明朝七時十分着です。けさの九時五十何分かに島田を立って。

明日は、お迎に行って、一寸休んで、淀橋へ行って、時間と疲れがくり合わされれば、午後にでもそちらへ行けたら、と思って居ります。