Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

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ごくちゅうへのてがみ

獄中への手紙

宮本 百合子

Lesen Sie 獄中への手紙 (ごくちゅうへのてがみ) von 宮本 百合子 (みやもとゆりこ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 289.044 Zeichen · 575 Bildschirme

Aozora Bunko

一月五日

百人一首など何年ぶりでしょう! あなたはお上手らしいという定評でしたがいかが? そう? ※(ローマ数字1、1-13-21)

※(ローマ数字2、1-13-22) 一九四〇・一・四。この六義園は柳沢吉保が造ったのだそうです。岩崎がもっていたのを開放したものの由です。ところどころにある茶室に座って見とうございました。入場料五銭。札を売るところの男は、「このエハガキを下さい二組」と云ったら「オーケイ」とメリケンのアクセントで申しました。びっくりしました。林町へ二人でとまって、けさ、そちらへ行って玉子の御挨拶いたしました。多賀ちゃんのもどうぞ。余り人出で事故頻出。人間の数に合わせてのりもの不足の故でしょう。

一月五日 〔巣鴨拘置所の顕治宛 目白より(封書)〕

一月五日  第三信

きょうはおだやかないいお天気。そして、二十八日のお手紙が到着。二十七日おかきになったてっちゃん宛のにやきもちをやいていたら、私へはやはり別にあったわけでした。ありがとう。独特の暮になりました、本当に。でもいいわ、スロウ・アンド・ステディについては、わがことなのですから。熱がどうか平坦になるように。