Japanische Klassiker mit Furigana
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ごくちゅうへのてがみ
獄中への手紙
宮本 百合子
Lesen Sie 獄中への手紙 (ごくちゅうへのてがみ) von 宮本 百合子 (みやもとゆりこ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 289.044 Zeichen · 575 Bildschirme
したいことはしているのだから。只もう三年もの病人で、それは気もむしゃむしゃするのだろうからよく劬って、互につらいところをしのいでゆくしかないでしょう」と申しました。この夫婦は不幸な夫婦なの。しかし、はっきりわかれず一緒にいる以上相せめぐのが習慣で暮すのは、やはりひどいことですものね。でもこのひとの話からも私は本当に結婚生活における女というものを考えます。私たちの友人たちの間でも、GさんにしろHあたりへつとめ口をさがして行ってしまったのは、やはり妻になった人が永い病気になったためです。一緒に暮せない。経済上の負担はある。いろいろ苦しいのでしょう、そして行ってしまう。良ちゃんだってやはりそのことがあります。稲ちゃんとよく話すのですが、女のひとはそういうことからも病気が不幸の意味を深めて来るのね。女ばかりと云えず男もいろいろあるでしょう。女からそうされる場合。でもやっぱり一般からは女の場合が率が多いのね。
柳瀬さんのあのエハガキの水屋ね、あれが届いて、今右手の鴨居の上にかけて居ります。今頃の北京郊外ね、緑の色がいかにも新鮮で、画面は梢の緑、土の柔かい茶、家の灰色というさっぱりした配色です。