Japanische Klassiker mit Furigana
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ごくちゅうへのてがみ
獄中への手紙
宮本 百合子
Lesen Sie 獄中への手紙 (ごくちゅうへのてがみ) von 宮本 百合子 (みやもとゆりこ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 289.044 Zeichen · 575 Bildschirme
女の美しさなんて、こんな風にも在り得るかと思ったところです。
(2)極めてデコラティーヴな画面ですが、昔麦僊が庭園と舞妓を描いたのとは全く異った感覚があります。娘は自分のデコラティーヴに扱われていることにわずらわされず、しかも少女の重みをふくんで、なかなか美しいと思います。少女の手の紫陽花は日本画の緑青に近い鮮明な緑をうき立たせて画の焦点をつくって、少女の立ち姿の重点を下に落ち付けて居り、隅々まで構成の注意が感じられます。目立った作品の一つでした。二十三日。
(3)竹久夢二のロマンティシスムもこのあたりだと、画家としてのセンスに大分近づいているでしょう? もう一歩のところね。きのうとおととい奉祝展というのを見ましたが、たとえば版画なんかでも柚木久太が苦力の生活的なのを出しているほか、感情が遊戯的で、日本版画の感情的伝統について印象づけられました。二十三日。
(4)夢二の人生感想はここへおちいったために、彼の芸術家的気質は彼をひっぱり上げて破滅させず、ひっぱりおろして漂泊させたのだと感じました。私の十六歳ごろ夢二の装飾的画は大変美しく思われ、もっと図案化された表紙の絵など切って壁へピンでとめてトルストイよんでいました。