Japanische Klassiker mit Furigana
ja-reading.com
Lesen Sie japanische Klassiker online mit Furigana. Filtern Sie nach JLPT-Niveau, tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung und übersetzen Sie einen Satz.
ごくちゅうへのてがみ
獄中への手紙
宮本 百合子
Lesen Sie 獄中への手紙 (ごくちゅうへのてがみ) von 宮本 百合子 (みやもとゆりこ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 289.044 Zeichen · 575 Bildschirme
早く早くと心がけているのですが。丙が十二時前? では乙は十一時? 私は丙は十二時前後なのよ。半までは丙でごかんべんとしているのよ。ああああ、あなたをここへもって来て、この表のようにやらせてみてあげとうございます!
長いものは毎日五―七枚という密度でやってゆくのよ、どんなにたのしみでしょう。そして、表現上の丹念さというものをも十分にとりかえします。沈潜して沈潜して仕事したいと思います。
私が表現上の丹念さをもっているのは、一時に幾種もの仕事が出来ないという私の特性と一つになっていることで、いろいろのことから無理してもいろいろの仕ごとをやって来ているには、無理もなくはないのです。長いものは、もうそれとくびっぴきでやりたいわ。ですからきょう迄おくれたのだけれども。それに、今になるとよかったことね。
長いものの間で、非常に作者の内的な世界が、作品の世界とは別の波調で揉まれたりしたら非常にこまったでしょうから。底をついたところがあって、そこにあらわれている芸術上のいろいろのことを自覚して考えられて、そして、そこからの成長として長いものかくのは大変いいわ。本のバカ売れる時期ではなくなりました、が、それでいいと思うの。