Japanische Klassiker mit Furigana
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ごくちゅうへのてがみ
獄中への手紙
宮本 百合子
Lesen Sie 獄中への手紙 (ごくちゅうへのてがみ) von 宮本 百合子 (みやもとゆりこ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 230.599 Zeichen · 458 Bildschirme
そんなこともこのニュースとてらし合わして見るといろいろ思われます。
それから文学者の会で松岡と一緒にぐるりと歩いて来た長谷川進一という人の話をききました。三巨頭についてなど。それからその話について質問する婦人作家たちの所謂政治的関心、国際的話題の出しようなど。大変面白かった。というのは、金子しげりと同じようなことしかきかず、同じようにしかきかないという意味で。モスク※(濁点付き片仮名ワ、1-7-82)芸術座の話なんか質問したのは私きりというのも珍景でしょう。人間の見かたなんかもいろいろフームと思うところあって面白うございました。鼻下チョビ髭の人は我を忘れて神がかりにすぐなる人、大親分というのがふさわしい人、或は深淵のような人という工合でね。その人はI夫人のお婿さんの由でした。
さあ今日はこれからそちらに行って、かえって夜は久しぶりで落付いて仕事いたします。屋鳴震動ももうすみましたから。うちの方の大掃除は五月三十日ごろだそうです。すっかり畳をあげてやろうと思い、今から心がけて居ります。
では又、この次はこんなに間をとばさないですみます。
[自注5]ヴァージニア・ウルフが自殺したと出て居りました。