Japanische Klassiker mit Furigana
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ごくちゅうへのてがみ
獄中への手紙
宮本 百合子
Lesen Sie 獄中への手紙 (ごくちゅうへのてがみ) von 宮本 百合子 (みやもとゆりこ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 230.599 Zeichen · 458 Bildschirme
私の机の上が、今あるまま公開されたら、オヤ、このひとの机の上には小さい琉球の唐獅子夫妻と、妙に思案したような形の茶色の小熊とがのっている、と笑うんでしょうね。仔熊は花の下に今日は居りますが、何かのはずみでずーっとはなれたところに餌でも拾っているようにおかれています、主としてお恭ちゃんの御気分に、或はハタキの都合によるわけです。そう云えば動物が多いこと、文鎮は山羊ですから。仕事机に小さい動物や花は休るのね。写真なんかは迚も駄目と思います。
そして、ルー爺さんは一週三回の水泳と毎日四十分のマッサージとをきっちりやっているのですって。この間うちの選挙のときの写真を見て、あの遊説をよくやるとびっくりしましたが、日常生活を実によくやっているのね。それだけ体を大切にしている――仕事を大切にしているということは、只贅沢な手入れをすきなほどやっているということとはちっとちがいますね。ユリの早ね励行のことも、あだやおろそかではないわけね。とにかく徹夜はしないでやりくって居ります。おかげさま、で。そしてそれが絶対に必要であることは益※(二の字点、1-2-22)明かです。