Japanische Klassiker mit Furigana
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せいかつといちまいのしゅうきょう
生活と一枚の宗教
倉田 百三
Lesen Sie 生活と一枚の宗教 (せいかつといちまいのしゅうきょう) von 倉田 百三 (くらたひゃくぞう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 69.276 Zeichen · 137 Bildschirme
当為のくせであります。ゾルレンの臭気、仏と自分との間の水くさいかすが残っている。それがこんどその最後のところにゆきまして、私が仏と一つになって、私と宇宙とが離れていない。対立していない。つまり絶対であります。対立がない。私と宇宙私と仏という対立がなくなったところの絶対であります。つまり一枚であります。かすも何もない。それがすなわち放下、手放しの状態で、私はすることがなくなったわけであります。それでそこに現われてくるのは何かといいますと、つまりあるがままということであります。そこで念仏申さるるように生きるということが変わってくるわけであります。こんどは「事ごとに念仏申さるる」わけであります。念仏申さるるように生きるのではなく、念仏がからだにくっついてきたわけであります。物が上から落ちるのも、雲が流れるのも、私が前に願ったところの「ただにあり、ただに行なう」という生き方であります。「ただにあり、ただに行なう」雲がずっと風が吹いて空を流れてゆく。川の水が流れてゆく。これは前にも申しましたように、そのままで法的に善である。そのままで宇宙の中にところをえている。