Japanische Klassiker mit Furigana
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せいかつといちまいのしゅうきょう
生活と一枚の宗教
倉田 百三
Lesen Sie 生活と一枚の宗教 (せいかつといちまいのしゅうきょう) von 倉田 百三 (くらたひゃくぞう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 69.276 Zeichen · 137 Bildschirme
私はそれをこのごろからやるようになっております。歌としてはよいのではありませぬが、
坐禅せば四条五条の橋の上
往き来の人の中に交じりて
そのままに見てと申しますと、自分と向こうの人との関係がついていない。それは観照の生活のほうからみますというと、そのままに見て。芭蕉とか良寛とかいうような人は観照生活のずいぶん深いところで生きている。芸術の世界の極致のようなものである。
坐禅せば四条五条の橋の上
往き来の人をそのままに見て
というふうに、そのままに見ているわけであります。芸術に書くときに、そのままにというのが実相肯定の芸術であります。そのままに見たときにいちばん深い芸術ができるわけであります。
坐禅せば四条五条の橋の上
往き来の人をそのままに見て
というのは、ずいぶんよいと思いますけれども、そのときには自分はここにいて、人が銀座通りなら銀座通りのところを通っているのを、それを見ているというふうに、それと自分が離れている。それで私は往き来の人の中に交じりて、みなといっしょにそこを歩きたい。坐禅は歩くもすわるも、そうしなければ坐禅ではないというのではありませぬから、歩いていろいろなことをする。