Japanische Klassiker mit Furigana
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ちょうじんニコラ
超人ニコラ/大金塊
江戸川 乱歩
Lesen Sie 超人ニコラ/大金塊 (ちょうじんニコラ) von 江戸川 乱歩 (えどがわらんぽ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N3. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N3 · Mittel · moderne Kanji und Kana · 175.219 Zeichen · 350 Bildschirme
怪獣のさいご
「懐中電灯で顔をてらしてください。」
小林君はそういいながら、人さしゆびをグッとのばして、いきなり、明智の左の目にちかづけました。
ああ、なんというざんこく! 小林君の指は、あいての左の目の中へ、グーッと、つきささっていきました。そして、目の玉をくりぬいてしまったではありませんか。
「みなさん、こいつの左の目は義眼なのです。義眼がもののかくし場所になっているのです。ごらんなさい、これが園田さんのダイヤです。」
小林君はそういって、大きな宝石を、高くかざして見せました。懐中電灯の光をうけて、それは青い炎のようにもえています。
怪獣のさいご
「やっ、さては、きさま、ほんとうの小林だな。いつのまに、いれかわったのだ。」
にせ明智は、おさえつけられたまま、わめきました。
「ハハハハハ、はじめから、いれかわっていたのさ。にせの小林は、ぼくのかわりに、地下室の牢屋にはいっているよ。ぼくが、ほんとうの明智先生をとらえる手だすけをしたのは、きみたちを、ゆだんさせるためだったのさ。」
小林君は、笑いながら、種あかしをしました。
「ちくしょうめ、こわっぱめに、はかられたのかっ。