Japanische Klassiker mit Furigana
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まほうにんぎょう
魔法人形/サーカスの怪人
江戸川 乱歩
Lesen Sie 魔法人形/サーカスの怪人 (まほうにんぎょう) von 江戸川 乱歩 (えどがわらんぽ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N3. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N3 · Mittel · moderne Kanji und Kana · 148.224 Zeichen · 297 Bildschirme
さいごの切り札
「ワハハハハ……、赤堀さん、もういいから、皮をぬぎたまえ。」
明智探偵が、わけのわからないことをいいました。赤堀さんとは、いったいだれでしょう。どこにいるのでしょう。
すると、へんなことが起こりました。西洋悪魔の上にのしかかっていたトラが、あと足で立ちあがって、なにかもがもがやっていたかと思うと、おなかが、たてにスーッとさけて、中から、人間のしらが頭が、ニュッと出てきたではありませんか。
ああ、これはいったい、どうしたというのでしょう。
さいごの切り札
黄金のトラは、ほんとうのトラではなかったのです。トラの毛皮の中に、人間がはいっていたのです。あのうなり声は、毛皮の中に、なにかそんな音を出す笛が、しかけてあったのでしょう。口がひらくのも、ちょうつがいになっていて、中の人間が、口でそれを動かしていたのにちがいありません。
すっかり毛皮をぬいでしまったのは、しらがの老人でした。どこかに、見おぼえがあります。ああ、そうだっ! 赤堀鉄州老人です。小林君が少女にばけて、おばけやしきにのりこみ、よろいびつにかくれていると、外から釘をうちつけてしまった、あのよっぱらいじいさんです。