Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

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まほうにんぎょう

魔法人形/サーカスの怪人

江戸川 乱歩

Lesen Sie 魔法人形/サーカスの怪人 (まほうにんぎょう) von 江戸川 乱歩 (えどがわらんぽ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N3. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N3 · Mittel · moderne Kanji und Kana · 148.224 Zeichen · 297 Bildschirme

Aozora Bunko

骸骨男の正体

いったい、これはどういうわけなのでしょう。このやせおとろえた老人が、ほんとうの笠原団長で、あのもうひとりの笠原さんは、にせものだとでもいうのでしょうか。

骸骨男の正体

このあと、地下室でどんなことが起こったか。それは、のちにわかるのですから、お話をとばして、それから三日めのできごとにうつります。その三日めの午後でした。笠原団長の西洋館へ、名探偵明智小五郎がたずねてきました。

明智は骸骨男のことで、お話したいことがあるというので、笠原さんは、ていねいに応接室にとおしました。ふたりがテーブルをはさんで、イスにかけますと、そこへ女中さんが、コーヒーをはこんでくるのでした。

「明智さん、あなたがおせわくださった若い女中が、三日ばかりまえ、からだのぐあいが悪いといって、うちへ帰ったままもどってきませんので、きのうも、あなたの事務所へ、お電話したのですが、ひどくぐあいが悪いのでしょうか。」

笠原さんが、心配そうな顔でたずねました。

「いや、これには、ちょっと、わけがあるのですよ。あの子は、べつに病気ではありません。しかし、もう二どと、ここへは帰ってこないでしょう。