Japanische Klassiker mit Furigana
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まほうにんぎょう
魔法人形/サーカスの怪人
江戸川 乱歩
Lesen Sie 魔法人形/サーカスの怪人 (まほうにんぎょう) von 江戸川 乱歩 (えどがわらんぽ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N3. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N3 · Mittel · moderne Kanji und Kana · 148.224 Zeichen · 297 Bildschirme
ゴリラのけらいたち
大トカゲも、大ワシも、作りものだったとすると、ヒョッとしたら、ゴリラも、歯車で動く作りものかもしれないと思ったからです。
でも、あの恐ろしい目でにらまれ、黄色い歯をむき出されると、やっぱり気がとおくなるほどこわいのです。
マユミさんは、逃げだしたいと思いました。いまなら逃げられると思いました。しかし、逃げようとしても、足がたちません。からだじゅうがしびれたようになって、そこにうずくまったまま、どうすることもできないのでした。
ゴリラのけらいたち
ゴリラは、勝ちほこったように立ちあがって、「ウオーッ、ウオーッ。」と、うなり声をたて、両手でじぶんの腹を、ボーン、ボーンとたたくのでした。かちどきをあげているのです。
すると、それがあいずだったのか、ジャングルの奥のほうから、「きい、きい。」と叫び声をたてながら、たくさんのサルが出てきました。
一ぴき、二ひき、三びき……、八ひき。みんなで八ひきです。顔とおしりのまっかな、ふつうのサルどもです。ゴリラは人間のおとなよりも、ずっと大きいのですが、いま出てきたサルどもは、人間のこどもくらいのからだです。みんなジャングルの王さまのけらいなのでしょう。