Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

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まほうにんぎょう

魔法人形/サーカスの怪人

江戸川 乱歩

Lesen Sie 魔法人形/サーカスの怪人 (まほうにんぎょう) von 江戸川 乱歩 (えどがわらんぽ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N3. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N3 · Mittel · moderne Kanji und Kana · 148.224 Zeichen · 297 Bildschirme

Aozora Bunko

きみの書斎の机のひきだしへ、札たばを入れておけばよろしい。あすの夜十時に、きっと取りにいく。そのとき、警察などをよんで、わしをつかまえようとしたら、ルミはほんとうに人形になってしまうぞ。わしは、生きた人間で、人形をつくる方法をこころえているからね。そして、どこかのショーウィンドーに飾るのだ。それがいやだったら、わしをとらえようとしてはいけない。わかったかね。あすの晩は、べつに、わしのはいる入口を用意しておいてくれなくてもよろしい。いくらかぎがかかっていても、わしには、自由にひらく力があるのだ。それじゃ、約束したよ。もし、このわしのさしずにしたがわなかったら、ルミが人形になるのだ。わかったね。」

そして、こちらがなにも答えないうちに、電話がきれてしまいました。

「まあ、あなた、いまの電話、だれからでしたの? あなたのお顔、まっさおですわ。」

ルミちゃんのおかあさんが、じぶんも青くなって、心配そうにたずねました。

甲野さんは、女中さんたちをとおざけておいて、おかあさんに、電話のいみを、話してきかせました。

「警察にとどけるのがあたりまえだが、そうすると、新聞に書きたてられる。