Japanische Klassiker mit Furigana
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おちょうふじん
お蝶夫人
三浦 環
Lesen Sie お蝶夫人 (おちょうふじん) von 三浦 環 (みうらたまき) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 123.730 Zeichen · 242 Bildschirme
のとりかたがうまいと褒められて、すぐ「鶴亀」を教え、おさらいの時にうたって大変褒められました。長唄のほかにお琴も山田流の先生のところに通い、これはずっと後、女学校時代のことですが、奥許しを頂きました。こうして小学校に入る前から始めた踊り、長唄、お琴が、ヨーロッパへ行ってから「お蝶夫人」その他のオペラをやるのに非常に役に立ちました。
明治二十三年、七歳の時、芝の鞆絵小学校に入り、明治三十年、当時東京で、一番ハイカラな女学校であった、虎ノ門の女学校、本当の名前は東京女学館というのですが、この女学校に入りました。お家が近かったせいもありますが、お父さんが進歩的な、そして派手好みだったので、それで東京で一番ハイカラな女学校に入れて下さったのでした。しかし私の幸福な女学生生活も二年生の時に、早くもひびが入ってしまった。それは、私の大事なお母さんが離縁になってしまったからです。お父さんが派手好みで、芸事が好きでそんな関係からしょっちゅう女の問題が起き、またお母さんが、おとなしい、地味な家庭的な人だったんで、お父さんとの仲がどうもうまくゆかず、とうとうお父さんがお妾さんを作って、お母さんをちっともかまいつけない、お母さんは毎日泣きの涙でした。