Japanische Klassiker mit Furigana
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イエスでん
イエス伝
矢内原 忠雄
Lesen Sie イエス伝 (イエスでん) von 矢内原 忠雄 (やないはらただお) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 220.119 Zeichen · 436 Bildschirme
彼は、
山羊と犢との血を用いず、己が血をもてただ一たび至聖所に入りて、永遠の贖罪を終え給えり。……このゆえに彼は新しき契約の仲保なり。これ初めの契約の下に犯したる咎を贖うべき死あるによりて、召されたる者に約束の永遠の嗣業を受けさせんためなり。(ヘブル九の一二、一五)
と、あるがごとくです。
最後の晩餐は、イエスの死の意味深き象徴であった。しかしそれだけでは終わらない。彼は死のさらに向こうを見ておられる。イエスが最後に特に力を込めて言われた御言は、
まことに汝らに告ぐ、神の国にて新しきものを飲む日までは、われ葡萄の果より成るものを飲まじ。(一四の二五)
と、いうのでありました。これが地上における最後の過越だ。この次汝らとともに過越の宴につくのは神の国においてである。そこではすべてが新しくなる。天も新しく、地も新しく、地の産物も新しく、葡萄の酒も新しく、我も新しく、汝らも新しくなるであろう。死あることなく、悲しみあることなく、詛いと涙は全く消え去ってしまうであろう。今汝らとここに食する過越はたのしい国民的記念の会食ではあるが、その中にはユダの裏切り――人類の罪という痛手が含まれた過越である。