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Japanische Klassiker mit Furigana

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しおばらたすけいちだいき

塩原多助一代記

三遊亭 円朝

Lesen Sie 塩原多助一代記 (しおばらたすけいちだいき) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 138.733 Zeichen · 274 Bildschirme

Aozora Bunko

奴があるものか、いけねえよ、そうして爺に拾われ困った事をした、なんぼ年がいかないからといって、さわ/\ばかりして居るよ、気が利かないじゃアないか、多助が帰らないうち丹三さんをお寝かし申しな」

と気を利かして二人を次の間へ遣る。丹三おえいは屏風の中に入って逢引を致します。跡はおかめと丹治と差向い、

かめ「あの爺はなんぞというとわい/\云って多助の贔屓をするので私はしみ/″\多助が憎らしくなりました、旦那貴方どうか多助の畜生を殺して下さい」

丹治「殺して下さいと云って、殺した後を何うする積りだ」

かめ「殺してさえ下されば、誰だか知れない、大方追剥でも殺したのだろうと云って済ませます、当人さえ居なければ名主へ一寸話をして置きますから、時が経ったら丹三さんは病身でお屋敷奉公は出来ないという所から、おえいの養子によこし下さい、そうすれば貴方は御城内に勤めていらしっても御隠居というので、表向にちょく/\お出になるに都合が好いじゃございませんか」

丹「うっかり村方で殺ると、百姓共に勘づかれるといかんから浮かとは出来んの」

かめ「此の五日には多助が元村へ小麦の俵を積んで往きますが、日暮方から遣りますから、山国の事ゆえ天気の好い