Japanische Klassiker mit Furigana
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しおばらたすけいちだいき
塩原多助一代記
三遊亭 円朝
Lesen Sie 塩原多助一代記 (しおばらたすけいちだいき) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 138.733 Zeichen · 274 Bildschirme
善「コウ/\お前も分らねえ人間じゃアねえか、神田佐久間町のものが四谷の押原横町へ石を敷いて何うするのだ、入らざる余計な事じゃアねえか、殊に町内には組合もあるし冗な事だ」
多「旦那様お言葉を返しては済みませんが、貴方のお考えは些と違おうと思いやんす、神田佐久間町と四谷の押原横町とは町内が違って居るからと思召しては間違います、そりゃア町内は違って居りやんすが、押原横町の者も佐久間町を通る事もありやんすし、又神田の者も押原横町を通る事もあって、天地の間の往来で世界の人の歩くための道かと私考えます、江戸中の人ばかりじゃねえ、遠国近在の人も通るから石敷いてあれば往来の人がどのくらい助かるか知んねえ、又此処な家から毎日彼処へ炭を送る時出方のものを五十人として、日に十足の草鞋を切るとした所が大い事だ、一足を十二文と積っても千足万足となれば何程になるか知んねえから、それよりは石を敷き詰めて置くと余程得でがんす、私聞いて見たら百年は受合って保つといいやんした、極堅い幅広の長い石が一枚五匁だというから、十枚では五十匁、百枚で五百匁だから、四百枚で二貫匁是だけも敷けば百年ぐれえは持って、草鞋の切れる