Japanische Klassiker mit Furigana
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じょちゅうくん
女中訓
羽仁 もと子
Lesen Sie 女中訓 (じょちゅうくん) von 羽仁 もと子 (はにもとこ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 26.701 Zeichen · 52 Bildschirme
めいめいの体質によって、濃厚なものを好く人も、淡白なものを好む人もあるわけですが、子供のときから気をつけて、肉を好く子供にも、その好きな肉と一緒に野菜をも添えて食べさせ、野菜を好む子供にも、肉をも添えて食べさせるようにすれば、どちらかといえば肉が好きだけれど、野菜も食べられる。一体が野菜好きだけれど、肉もきらいでないというように、なんでも食べられる人になれ、身体のためにもまた大そうそれがよいのです。ちょっとした不注意から、子供にあれが好き、これがきらいといわせはじめるのは、また一つの下手なご飯のやり方です。
考えてみると、子供に食事をさせるということも、決して『そんなことのできない人があるだろうか』といったような無雑作なものではありません。のんきでいたずらな、ものにあきやすい子供を、ゆっくりとひきとめて、身体のためにもなるように、のちのちに悪い習慣も残さないように、そうして楽しく食事をさせるのには、よほど気転のいることです。
まずおかゆからご飯になったばかりの子供などには、今度からご飯になりましたから、みなのようによく噛んであがるのですよ、『ゆっくりゆっくり』