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Japanische Klassiker mit Furigana

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こさかいふぼくしゅうはしがき

少年科学探偵

小酒井 不木

Lesen Sie 少年科学探偵 (こさかいふぼくしゅうはしがき) von 小酒井 不木 (こざかいふぼく) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 152.885 Zeichen · 308 Bildschirme

Aozora Bunko

だったので、僕は犯人が叔父さんだという、たしかな証拠を得たのです。窃盗は前夜行われたのですから、外から入った犯人なら、昨日の朝の新聞を切り抜いて入れるわけがない。

またたとい犯人が、叔父さんのうちのものであっても、叔父さんが真っ先に読む新聞を切り抜くはずはない。それに叔父さんは、もと逓信省にいて電信符号のことを、よく知っているから、いよいよ犯人は、叔父さんだと推定したのです。

犯人が叔父さんだとすると、叔父さんは僕の力を試すために、やったことだと思ったから、犯人が分かったと告げてこちらへ来てもらえば、叔父さんはダイヤを持ってきてくれるにちがいないと考えたのです。そこで僕は昨夜、叔父さんに手紙を書き、今朝投函しに出たついでに、銀座へ行って、贋のダイヤとサックを買い、兄さんをだまして、叔父さんと格闘してもらい、どさくさまぎれに叔父さんのポケットをさぐり、本物と贋物とをすりかえてしまったんです」

叔父さんのさっきの怒り顔は、いつの間にかにこにこ顔に変わっていました。

「いやまったく感心した。紅色ダイヤはお前にやる」

と叔父さんは申しました。

「昨日の朝の新聞を切り抜いたのは俺の手ぬかりだったよ。