Japanische Klassiker mit Furigana
ja-reading.com
Lesen Sie japanische Klassiker online mit Furigana. Filtern Sie nach JLPT-Niveau, tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung und übersetzen Sie einen Satz.
こさかいふぼくしゅうはしがき
少年科学探偵
小酒井 不木
Lesen Sie 少年科学探偵 (こさかいふぼくしゅうはしがき) von 小酒井 不木 (こざかいふぼく) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 152.885 Zeichen · 308 Bildschirme
不思議なお茶
やがて自動車がきましたので、私たち四人は人通りの少ない黎明の街を駿河台さして走りました。四人はとかく黙りがちでしたが、中でも竹内さんはにが虫をつぶしたような顔をしていました。
私は自動車にゆられながらいろいろ考えました。俊夫君が申しましたように、エックス光線にまでかけて検査するには、それだけの理由がなくてはなりません。すると木村さんか竹内さんかどちらか一人が白金を飲んでいるかもしれません。私は早く岡島先生の検査の模様が見たいものと、自動車の走るのさえ、もどかしく感じました。
不思議なお茶
読者諸君、諸君はエックス光線で身体の内部を検査するところをご覧になったことがありますか。それを行うには検査台の上に人を立たせ、後ろからレントゲン線で照らし、前にシアン化白金バリウムの盤をあてて見るのです。
シアン化白金バリウムは、レントゲン線にあたると蛍光を発します。レントゲン線は衣服や筋肉は通過しやすいですが、金属や骨は通過しにくいですから、これらは影となって盤の上にあらわれるのです。ですからもし、木村さんか竹内さんが白金をのみこんでいたら、必ずその影が見えるはずです。