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Japanische Klassiker mit Furigana

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かいじんとしょうねんたんてい

怪人と少年探偵

江戸川 乱歩

Lesen Sie 怪人と少年探偵 (かいじんとしょうねんたんてい) von 江戸川 乱歩 (えどがわらんぽ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N3. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N3 · Mittel · moderne Kanji und Kana · 36.648 Zeichen · 74 Bildschirme

Aozora Bunko

それから三日めの夕方近いころです。少年探偵団の井上一郎少年とポケット小僧が、ちょっと用事があって、練馬区のはずれのさびしい町をあるいていました。

少年探偵団というのは、名探偵明智小五郎の少年助手の小林君が団長となって、小学校の上級生や中学生でつくっている少年探偵の組合で、これまでにも、明智探偵をたすけて、たくさんのてがらをたてているのです。

井上君とポケット小僧は、その少年探偵団のなかでも、よく知られている団員でした。井上君は中学一年ですが、おとうさんが、まえに拳闘の選手だったので、おとうさんにならって、拳闘ができるのです。それに、少年探偵団では、いちばん力の強い少年です。

ポケット小僧は、年は小学校五年生ぐらいです。しかし、おそろしく小さなからだで、幼稚園の子どものように見えます。ポケットへはいるほど小さいというので、ポケット小僧というあだ名をつけられていました。

でも、このポケット君は、たいへんかしこくて、すばしっこいのです。おとなをびっくりさせるような、はたらきをすることがあります。

ふたりは、むろん、人形怪人の事件をしっていましたので、町をあるきながら、むちゅうになって、その話をしていました。