Japanische Klassiker mit Furigana
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かいじんとしょうねんたんてい
怪人と少年探偵
江戸川 乱歩
Lesen Sie 怪人と少年探偵 (かいじんとしょうねんたんてい) von 江戸川 乱歩 (えどがわらんぽ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N3. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N3 · Mittel · moderne Kanji und Kana · 36.648 Zeichen · 74 Bildschirme
怪人のゆくえ
こうして、井上君とポケット小僧は、すくわれたのです。みんなのかいほうをうけて、やがて正気にかえりました。
怪人のゆくえ
しかし、人形怪人のほうは、まだ見つかりません。そとには、見はりのおまわりさんがいるのですから、逃げだすことはできません。家の中にいるにちがいないのです。
小林少年は、井上君が、すこし元気づくのを待って、たずねてみました。
「人形怪人が、どこにかくれているか、きみには、わからないかい?」
「地下道はさがしたの?」
「地下道って?」
「マンホールへ出る地下道だよ。あすこはいりくんでいるから、いいかくれ場所だよ」
「よし、それじゃ、そこをさがそう」
小林少年が、そのことをつたえますと、中村警部が十人ほどのおまわりさんをつれて、地下道へ、ふみこんでいくことになりました。あのきみのわるいじいさんのいたへやも、へびがウジャウジャいたへやも、みんなこの地下道の中です。そのほかにも、小さいへやがいくつもあって、まるで迷路のようになっているのです。
おまわりさんたちは、てんでに、懐中電燈をてらして、その地下道へのりこんでいきました。
「あっ、あやしいやつがいたぞっ」