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Japanische Klassiker mit Furigana

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かいじんにじゅうめんそう

怪人二十面相/少年探偵団

江戸川 乱歩

Lesen Sie 怪人二十面相/少年探偵団 (かいじんにじゅうめんそう) von 江戸川 乱歩 (えどがわらんぽ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 212.130 Zeichen · 422 Bildschirme

Aozora Bunko

壮太郎氏は、少し顔をしかめて、その電報を読みましたが、すると、どうしたことか、にわかにムッツリとだまりこんでしまったのです。

「おとうさま、何かご心配なことでも。」

壮一君が、目ばやくそれを見つけてたずねました。

「ウン、こまったものがとびこんできた。おまえたちに心配させたくないが、こういうものが来るようでは、今夜は、よほど用心しないといけない。」

そういって、お見せになった電報には、

「コンヤショウ一二ジ オヤクソクノモノウケトリニイク 二〇」

とありました。二〇というのは、「二十面相」の略語にちがいありません。「ショウ一二ジ」は、正十二時で、午前零時かっきりに、ぬすみだすぞという、確信にみちた文意です。

「この二〇というのは、もしや、二十面相の賊のことではありませんか。」

壮一君がハッとしたように、おとうさまを見つめていいました。

「そうだよ。おまえよく知っているね。」

「下関上陸以来、たびたびそのうわさを聞きました。飛行機の中で新聞も読みました。とうとう、うちをねらったのですね。しかし、あいつは何をほしがっているのです。」

「わしは、おまえがいなくなってから、旧ロシア皇帝の宝冠をかざっていたダイヤモンドを、手に入れたのだよ。