Japanische Klassiker mit Furigana
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かいじんにじゅうめんそう
怪人二十面相/少年探偵団
江戸川 乱歩
Lesen Sie 怪人二十面相/少年探偵団 (かいじんにじゅうめんそう) von 江戸川 乱歩 (えどがわらんぽ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 212.130 Zeichen · 422 Bildschirme
午後四時
見ると、小学校上級生ぐらいの、健康で快活な少年たちでした。
小林君は、壮二君の紹介で、ポーチの上から、みんなにあいさつしました。そして、明智探偵捜査の手段について、こまごまとさしずをあたえました。
むろん一同大賛成です。
「小林団長ばんざーい。」
もうすっかり、団長に祭りあげてしまって、うれしさのあまり、そんなことをさけぶ少年さえありました。
「じゃ、これから出発しましょう。」
そして、一同は少年団のように、足なみそろえて、明智邸の門外へ消えていくのでした。
午後四時
少年探偵団のけなげな捜索は、日曜、月曜、火曜、水曜と、学校の余暇を利用して、忍耐強くつづけられましたが、いつまでたっても、これという手がかりはつかめませんでした。
しかし、東京中の何千人というおとなのおまわりさんにさえ、どうすることもできないほどの難事件です。手がかりがえられなかったといって、けっして、少年捜索隊の無能のせいではありません。それに、これらの勇ましい少年たちは、後日、またどのような手がらをたてないものでもないのです。
明智探偵ゆくえ不明のまま、おそろしい十二月十日は、一日一日とせまってきました。