Japanische Klassiker mit Furigana
ja-reading.com
Lesen Sie japanische Klassiker online mit Furigana. Filtern Sie nach JLPT-Niveau, tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung und übersetzen Sie einen Satz.
かいじんにじゅうめんそう
怪人二十面相/少年探偵団
江戸川 乱歩
Lesen Sie 怪人二十面相/少年探偵団 (かいじんにじゅうめんそう) von 江戸川 乱歩 (えどがわらんぽ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 212.130 Zeichen · 422 Bildschirme
ふたりの説明を聞くまでもなく、もう読者諸君にはおわかりでしょうが、今井君が、主人のいいつけで自動車を呼びに行き、気心の知れた運転手をえらんで、同乗して篠崎家へひっかえす途中、この養源寺の門前にさしかかると、とつぜんふたりの覆面をした怪漢に呼びとめられ、ピストルをつきつけられて、有無をいわせず、しばりあげられてしまったというのです。
そして、その怪漢のひとりが、今井君の洋服をはぎとって、今井君に変装をして、ふたりは、うばいとった自動車にとびのると、そのまま運転をして、どこかへ走りさってしまったのだそうです。
団員たちは、ふたりのおとなといっしょに、ただちに篠崎家にかけつけ、事のしだいを報告しました。それをお聞きになった篠崎君のおとうさま、おかあさまは、もう、まっさおになっておしまいになりました。
ふたりがこんなめにあわされたからには、さいぜんの自動車は、インド人が変装して運転していたのにちがいない。すると、緑ちゃんも小林君も、今ごろは、彼らの巣くつにつれこまれて、どんなひどいめにあっているかわからないのです。
すぐさま警察へ電話がかけられる。まもあらせず、所轄警察署からはもちろん、警視庁からも、捜査係長その他が自動車をとばしてくる、篠崎家は、上を下への大さわぎになりました。