Japanische Klassiker mit Furigana
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しょくぶつき
植物記
牧野 富太郎
Lesen Sie 植物記 (しょくぶつき) von 牧野 富太郎 (まきのとみたろう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 165.848 Zeichen · 327 Bildschirme
植物学訳語の二、三(上)
植物学
しかるにこの莫告(ナノリソ)を莫騎(ナノリソ)の意味に変えて神馬藻の字を書き出した、この神馬は神社に奉納しある馬で神様が御乗りになるものであるから常人はこれに乗れない。それでそれが莫騎すなわちナノリソ(乗ッテハナラナイ)である。本文に在る神馬草は神馬藻で、その解は一の俗説であろう。またホダワラの俵は元来穂の様に成っている藻の体上に個々多数に着いている小い浮嚢、すなわち俗にいう実の形の相似から来たものであるが、本文にもある通り昔はこの海藻で小形の米俵を作って供えたとの事である。
植物学訳語の二、三(上)
植物学
Botany を植物学と訳したのは Chemistry を化学(支那の書に『格物入門』と題するものがあるが蓋しこの書が同国で化学の訳語を用いた初めではないかと思う。次には『化学初階』であろう)と訳したと同じ様に支那人であって日本人ではなかった。
始めて植物学の語の見えている書物は今から八十年前の咸豊七年(1857)清の代に『植物学』と題して開版せられたもので、これが植物学という訳語を作って用いた最初である。この『植物学』の書に就ては昭和十二年五月発行の『図書館雑誌』