Japanische Klassiker mit Furigana
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ほうそうやわ
法窓夜話
穂積 陳重
Lesen Sie 法窓夜話 (ほうそうやわ) von 穂積 陳重 (ほづみのぶしげ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 136.325 Zeichen · 264 Bildschirme
三 神聖なる王璽
学者一度志を立てては、軒冕誘う能わず、鼎脅かす能わざるものがなくてはならぬ。匹夫もその志は奪うべからず、いわんや法律家をや。
三 神聖なる王璽
国王の璽は重要なる君意を公証するものであるから、これを尚蔵する者の責任の大なることは言を待たぬところである。故に御璽を保管する内大臣に相当する官職は、いずれの国においても至高の要職となっており、英国においては掌璽大臣に“Keeper of the King's Conscience”「国王の良心の守護者」の称がある位であるから、いやしくも君主が違憲の詔書、勅書などを発せんとする場合には、これを諫止すべき職責を有するものである。フランスにおいて、掌璽大臣に関する次の如き二つの美談がある。
フランスのシャール七世、或時殺人罪を犯した一寵臣の死刑を特赦しようとして、掌璽大臣モールヴィーエー(Morvilliers)を召して、その勅赦状に王璽をせしめようとした。モールヴィーエーはその赦免を不法なりとして、これを肯んぜなかったが、王は怒って、「王璽は朕の物である」と言って、これを大臣の手より奪って親ら勅赦状に※(「金+今」