Japanische Klassiker mit Furigana
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ごくちゅうへのてがみ
獄中への手紙
宮本 百合子
Lesen Sie 獄中への手紙 (ごくちゅうへのてがみ) von 宮本 百合子 (みやもとゆりこ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 289.044 Zeichen · 575 Bildschirme
どうして、一匹だっていやしませんよ。すると、そのとき、もう私はチクリと椅子のかげからやられて、思わず立ち上って、変な顔して笑いながら、「そうかしら、多分あなたのお部屋にはいないんでしょうね」と、退散いたします。その位は流暢なものよ。おひまに、この会話を翻訳ねがいましょうか?
でも消毒されるのは何よりです、大チブス(リードが死んだときの)はしらみと南京虫が伝播したのだそうですから。
この紙のひろさは、たとえ1/30なりとも、というお手紙だと思い、くりかえしよみ、そして又いまもよみます。
作品と作家とのいきさつについての物語、それから詩のヒローに単純な呼び名がつけられる面白さ、可愛さ。全くすこやかさは目に浮ぶようと云われているとおりね。健やかな情感とすこやかな理性というものは、実に実に人間の生存の核心の発育力だと思います。そして、昔の人のようにその二つのものが二つの分れたものとしてはなくて、すこやかな情感はすこやかな理性に生活が貫かれて居り、そのようなすこやかさを理性が確保するのは、それにいつもすがすがしく新しい血をおくる感情の、人間らしいすこやかさがあるからであるという関係。