Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

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ごくちゅうへのてがみ

獄中への手紙

宮本 百合子

Lesen Sie 獄中への手紙 (ごくちゅうへのてがみ) von 宮本 百合子 (みやもとゆりこ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 289.044 Zeichen · 575 Bildschirme

Aozora Bunko

こっちの方は、胸につまって来る息づかいを堪えて押し出しているし、そちらは(小説は)息のせつない姿そのままのようなものですから。

河出の二千五百よ。こちらは早いこと。短篇集として二つつづけて見ると、やはりなかなか面白いでしょうと思います。重吉は初めてあなたにおめにかかるわけですけれど、あなたはどんな歓迎ぶりをして下さるでしょうね。ねがわくは肩を一つ叩いて貰える存在であることを。早く小説の方が見とうございます。

母の心持になって、のこと。私は勿論それがそのように云われたことは知っているのよ。ただ、あのときユリはデリケートすぎて話が出来にくいと仰云ったような状態に私がなった、一つの私としてのあのときの心持の状態を説明していたわけです。そして、あのとき、そんなに変に敏感になっていたことは、前後のいきさつからだけの、あのときだけのことでもあるのです。ですから評論をかき、「三月の第四」のようなものをかき、そしてあれがある、その三つのもののいきさつの間に語られているもの、私が私という作家を評論するのであったら、この渦をこそ分析しずにはおかないでしょう。満腔の同情と鼓舞とを与えてやると思います。