Japanische Klassiker mit Furigana
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ごくちゅうへのてがみ
獄中への手紙
宮本 百合子
Lesen Sie 獄中への手紙 (ごくちゅうへのてがみ) von 宮本 百合子 (みやもとゆりこ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 230.599 Zeichen · 458 Bildschirme
というのをよみました。そして、あなたにもおめにかけようと思います。何だかいろいろと面白いから。人って何といろいろでしょう。この夏か秋に、秦山房という本やから、私のいろんなノートや断想のようなものを集めて出すのだそうです。そんなものでも、やっぱりひとによってちがうのね。栄さんも近いうちに随筆集が出る由です。こないだ出た『たんぽぽ』という本は余りかきあつめできまりわるいそうですが、送るようにたのみました。
きょうは、朝ひどい雨の中を歩いて来て、(林町から)すこしそれから休んだりして、今の夕日の光が何だか珍しいようです。ラジオで三時頃から天気になると云っていたら、本当に三時ごろから晴れて可笑しいようです。
林町では国男さんが太郎よりも熱心で、小鳥をかって居ります。大きい金網の中にいろいろの鳥が十七羽居ます。私はこんなのを見るといやなところもあります(「伸子」の終りのところ覚えていらっしゃるかしら)。事務所は今、あのひとのほかには一人しか人がいません。あとは女の子のタイプとお使の青年と。こんど、すこし暇を見て、ゆっくり話してみたいと思いますし、人は自分の専門については本当に熱心でなくては駄目だと思います、生活の中によさがなくなってしまって。