Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

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せいかつといちまいのしゅうきょう

生活と一枚の宗教

倉田 百三

Lesen Sie 生活と一枚の宗教 (せいかつといちまいのしゅうきょう) von 倉田 百三 (くらたひゃくぞう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 69.276 Zeichen · 137 Bildschirme

Aozora Bunko

そういうものを扱ったのを仏教で聴きますのは「善財童子」というものが華厳経に出てくる。森から森をへめぐって、五十五人の善知識を一人ずつたずねて、これでもいけない、あれでもいけないというので、五十五人の善知識をへめぐって、最後に普賢菩薩に会って、阿弥陀如来に帰命するということになっているのでありますが、そういうようなことも遍歴であります。みなさんのご承知の『ファウスト』はやはり霊魂の遍歴を書いたものであります。それからストリンドベルヒの『ダマスクスへ』、イプセンの『ペア・ギュント』、トルストイの『神父セルジュウス』というものは霊魂が一つの正しい生活を求めて出発して、一人一人の求道者として出発して、遍歴を書いたものであります。それは私も「蓮池」というものを書いております。これは『標立つ道』という本で岩波書店から出しておりますが、この中に「蓮池」という二部作がありますがそのなかの「蕩児の堕ちる地獄」だけを読んで、「蓮池」というきれいなほうを読まないで、私は非常に攻撃されたのでありますが、これは私の心の遍歴を書いたものであります。ともかくもそういうように遍歴というものは、その一つ一つの境地をタクシーで見回るだけでなく、そのときにおいては一つの境地が、甲なら甲の境地が一生懸命にそこに生きたのでなければ遍歴ではありませ