Japanische Klassiker mit Furigana
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あわだぐちしめすふえたけ(さわのむらさきゆかりのさきわけ)
粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)
三遊亭 円朝
Lesen Sie 粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分) (あわだぐちしめすふえたけ(さわのむらさきゆかりのさきわけ)) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 196.342 Zeichen · 389 Bildschirme
二十三
丈「己に女房があれば、夜鷹に売っても金の才覚をしようもの……あゝ二百両という大金を才覚のしようは無し、このお刀が手に這入らなければ若旦那は生涯埋れ木にお成りなさるゆえ、此処で取損なうは残念なことだ」
と誠しやかに申します。これはおみゑが小三郎の手筋を知りませんから、窃かに大野惣兵衞と諜しあわせ、小三郎からの書面を拵えて送りましたので、勇助は馬鹿正直の人ゆえ大層気を揉み、母も心配致しましたが、金の工面が出来ない。するとおみゑが、
みゑ「何うか私を売って其の身の代とやらでお刀を取戻し、お金を才覚して若旦那へお手渡しをして、其のお刀が手に入るようにしてあげて下さい、併し女子がそういう処へ身を沈めては、亡なられたお父さまには済まないが、良人のためになる事なれば左のみお叱りもあるまい、のう勇助」
と涙ながらに私の身を廓へ売ってくれろと頼みに、
勇「ハイ/\、私が附いて居りながら左様の事をおさせ申しては、御両親さまのお位牌に対して私が済みませんが、旦那さまのためには替えられません、左様なら手前が田原町に居りました時に、裏に居た女衒の小市という男を存じて居りましたから、これへ参って談をいたして見ましょう」