Japanische Klassiker mit Furigana
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あわだぐちしめすふえたけ(さわのむらさきゆかりのさきわけ)
粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)
三遊亭 円朝
Lesen Sie 粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分) (あわだぐちしめすふえたけ(さわのむらさきゆかりのさきわけ)) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 196.342 Zeichen · 389 Bildschirme
と是から勇助が出掛けて参り話をすると、丁度山口屋で女子が欲しいというので、それに小市はおみゑの形恰好は精しく存じて居りまするから、直に承引き、先方でも二つ返詞だろうが、金は幾ら入るのだと聞くから、二百両入るというと、兎も角お連れなさいというので、勇助は立帰り、此の話をして、是れからおみゑは乳母のおしのにも暇乞をして駕籠に乗り、泣の涙で別れを告げ、丈助勇助が附添いまして、江戸の田原町の小市の手から山口屋へ参って話をいたしまして、玉を見せると、品といい器量といい、起居振舞裾捌き、物の云い様まで一つも点の打ち処のない、天然備わった美人で、山口屋の主人もお侍のお嬢さまが夫のために自分から身を売りたいという心に惚れて、宜うがす、そういう訳なら判代や金利を引かず、手取二百両に成るように致しましょうと、親類得心の上で相談が附き、証文を致し、二百両の金子を丈助に渡し、
みゑ「若旦那小三郎さまにお目に懸ったらば能くお伝言をしておくれ」
と手紙を認めて小三郎に送る、其の文面にもお刀をお手に入れるために、済まない事とは知りながら、お断りも致さず、私は自儘に泥水に身を沈めましたが、一旦斯様な処へ這入りました