Japanische Klassiker mit Furigana
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あわだぐちしめすふえたけ(さわのむらさきゆかりのさきわけ)
粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)
三遊亭 円朝
Lesen Sie 粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分) (あわだぐちしめすふえたけ(さわのむらさきゆかりのさきわけ)) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 196.342 Zeichen · 389 Bildschirme
ものが、何程零落したとて縄目にかゝりましては、先祖へ対し家名を汚し、此の上ない大罪でございますから、何うか幾重にもお助けを願います、向後は速かに改心いたしますゆえ、何うぞお見遁しなすって、お裏口からそッとお逃しなすって下さいまし」
仙「誰が逃す奴が有るものか、容易に云わねえな此ん畜生、ヤイ、手前はなんだ百姓だナ、此ん畜生、侍の風かなんかしやアがッて生意気な奴だ、ヤイ、此の大結髪の奴の名前を手前云え、何」
乙「私はハア拠なく頼まれやして這入ったんだから、何うか御勘弁を願えます」
仙「手前は何うでも宜いが、此奴の名前を云えよ、何処の奴だ、云わねえと打ッ殺すぞ」
乙「へえナニ、申します/\、私は下矢切村の渡場の船頭で喜代松と云うもんでごぜえます」
仙「ナニ渡場の船頭だ、そうか、シテ此の侍は何か矢張手前の田舎か」
喜「へえ、それは国分村の人でごぜえやす」
仙「名前を云えよ、名前を云わねえかよ」
喜「どうぞ御勘弁を願えやす」
仙「云わねえな、うぬ、云わねえと打ッ殺しちまうぞ」
喜「云います/\、萩原束という浪人者でごぜえやす」
仙「一人逃がして惜しい事をしたなア、お爺さん、おい爺さん、もう宜いから下りて来ねえよ、おい」