Japanische Klassiker mit Furigana
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あわだぐちしめすふえたけ(さわのむらさきゆかりのさきわけ)
粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)
三遊亭 円朝
Lesen Sie 粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分) (あわだぐちしめすふえたけ(さわのむらさきゆかりのさきわけ)) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 196.342 Zeichen · 389 Bildschirme
のを、延享年中の流行言葉で伽羅な装と云い、華美な装をする人を伽羅な人と云い、ちょっと様子の好い事を伽羅じゃアないかと云い、持物が伽羅だとか、着物が伽羅だとか、男振りが伽羅だとか云いましたが、何が伽羅だか分りません、一体人間が伽羅だ了簡が伽羅だと云うんですが、何んだか少しも分りませんから、伽羅と云う事を段々聞いて見ると、贅沢という言葉であるという。其の頃「此の露で伽羅墨練らん白牡丹」と云う句が有り「吉原の奢始めは笠に下駄」という川柳が有りますが、仙台侯は伽羅の木履を穿いて吉原へおはこびになり、水戸さまは鼈甲の笠を冠ってお通いなされたと云いますが、伽羅は大した事で、容易に我々は拝見が出来んくらい貴い物で、一木三名と申しまして、仙台の柴舟、細川の初音に大内の白梅、此の一木三名を木履に作って穿くような事は出来ませんが、お立派な下駄が脱ぎ捨てゝ有ったのを豆腐屋の亭主が拾ったが、其の頃の流行言葉で伽羅な下駄だと称えたのかも知れませんが、伽羅伽羅という言葉は誠に好い言葉でございまするな。只今ではオツと云いますが、オツというのも好い言葉でございます。