Japanische Klassiker mit Furigana
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まほうにんぎょう
魔法人形/サーカスの怪人
江戸川 乱歩
Lesen Sie 魔法人形/サーカスの怪人 (まほうにんぎょう) von 江戸川 乱歩 (えどがわらんぽ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N3. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N3 · Mittel · moderne Kanji und Kana · 148.224 Zeichen · 297 Bildschirme
「地の底に、これだけのしかけをつくったのは、さすがに人形悪魔だ。しかし、種をわってみれば、みんな子どもだましにすぎない。あのジャングルは、ひじょうに広いように見えるが、あれはパノラマ館のしかけで、ほんとうの木は、わずかしかないのだ。あとはみんな、壁にあぶら絵がかいてあるのだ。光線のぐあいで、その絵とほんものとのさかいめが、わからないようにしてあるので、あんなに広く感じられるのだ。きみのとくいの奇術にすぎない。
大ワシや大トカゲも、てんじょうから、目に見えないような細いじょうぶなひもで、つってあったのだ。それを、あやつり人形のように動かして、さも、生きているように見せかけたのだ。木のみきが怪物の顔に見えたのも、木そのものが、はりこの作りものだから、わけのないことだ。声は、みんなテープレコーダーだよ。ハハハハ……、種をあかせば、子どもだましじゃないか。
きみが人形じいさんになって、いろいろな人形や動物をつくり、世間をおどろかそうとしたのは、なんのためだ。それは、金や宝石をぬすむためにもつかわれたが、もっとほかに、目的がある。」
「フフン、それをきさまが、知っているのか。