Japanische Klassiker mit Furigana
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まほうにんぎょう
魔法人形/サーカスの怪人
江戸川 乱歩
Lesen Sie 魔法人形/サーカスの怪人 (まほうにんぎょう) von 江戸川 乱歩 (えどがわらんぽ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N3. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N3 · Mittel · moderne Kanji und Kana · 148.224 Zeichen · 297 Bildschirme
「ねえ、ノロちゃん、ぼくたちは少年探偵団員だよ。このまま逃げだすわけにはいかない。あいつのあとをつけてみよう。お化けなんているはずがないよ。きっと、あやしいやつだ。さあ、尾行しよう。あいてに気づかれぬように、尾行するんだ。」
ノロちゃんは、こわくてしょうがありませんけれど、強い井上君といっしょなら、だいじょうぶだと思いました。それで、井上君のあとについて、骸骨紳士を尾行しはじめたのです。
尾行のやりかたは、小林団長から、よくおそわっていました。あいての二十メートルほどあとから、いつあいてがふりむいても、見つからないように、電柱や、いろいろなもののかげに身をかくして、こんきよくついていくのです。
骸骨紳士は、ぐるぐると、町かどをまがりながら、どこまでも歩いていきます。あたりはもう暗くなってきました。だんだん、尾行がむずかしくなるのです。
そうして、一キロも尾行をつづけたでしょうか。ふと見ると、むこうに大きなテントがはってあって、音楽の音が、にぎやかに聞こえてきました。サーカスです。ひじょうに大がかりなサーカスが、そこの広いあき地に、かかっているのです。