Japanische Klassiker mit Furigana
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まほうにんぎょう
魔法人形/サーカスの怪人
江戸川 乱歩
Lesen Sie 魔法人形/サーカスの怪人 (まほうにんぎょう) von 江戸川 乱歩 (えどがわらんぽ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N3. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N3 · Mittel · moderne Kanji und Kana · 148.224 Zeichen · 297 Bildschirme
ぬけ穴の秘密
大テントの電灯が消えたので、空の星が、いっそうはっきり見えます。そのへんは、にぎやかな商店街から遠いので、八時でも深夜のようにしずかなのです。
じっとかくれていると、時のたつのがじつに長く感じられます。八時半までのわずか三十分が、二、三時間に思われるのです。
しかし、やっと、腕の夜光時計が八時半になりました。そこで、小林君は、みんなを集めて帰ろうかと、考えていますと、そのとき……、バスの中から、キャーッというひめいが聞こえて、いきなりバスのドアがあき、二つの小さいかげが、木の階段をころがり落ちてきました。正一君とミヨ子ちゃんです。
小林君は、とっさに立ちあがり、ふたりをだきとめるようにして、どうしたのだと、たずねますと、正一君は、
「あいつがバスの中にいる。骸骨が、ぼくらにつかみかかってきた。早く逃げなけりゃあ……。」
と、声もたえだえにいうのでした。ああ、これはいったい、どうしたことでしょう。だれもバスの中へ、はいったものはありません。それなのに骸骨男があらわれたという正一君たちは、夢でも見たのでしょうか。
ぬけ穴の秘密
小林少年は、すぐに、よびこの笛をふいて警官隊にしらせました。