Japanische Klassiker mit Furigana
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かめんのきょうふおう
仮面の恐怖王/電人M
江戸川 乱歩
Lesen Sie 仮面の恐怖王/電人M (かめんのきょうふおう) von 江戸川 乱歩 (えどがわらんぽ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N3. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N3 · Mittel · moderne Kanji und Kana · 153.590 Zeichen · 308 Bildschirme
」
「え、ロボットというと。」
「ほら、月世界旅行の見世物が、前宣伝に使ったやつですよ。タコのような火星人と、ものすごい電気ロボットが、方ぼうにあらわれて、世間をさわがせたことがあるでしょう。」
「ああ、そうだ。治郎の見た怪物は、新聞にスケッチの出ていた、あの電気ロボットとそっくりですね。だが、その電気ロボットが、どうして、わたしの家へやってくるのでしょう。」
博士は不審らしく、まゆをしかめました。
「あの電気ロボットならば、中に人間がはいっている、つくりものです。怪物でもなんでもありません。広告のチンドン屋と同じようなものですからね。しかし、そいつが、どうして、おたくの庭まで、はいってきたか、また、塀のそとを、うろついていたか。どうもふしぎですね。」
そこで、三人の警官は、
「もしまた、あいつがあらわれたら、すぐかけつけますから、電話をください。」
といいのこして、そのまま、ひきあげていきました。
ところが、そのあくる日の夕方のことです。またしても、恐ろしいことが起こりました。
その夕方、治郎君の妹のやすえちゃんと、おかあさんの美代子さんが、いっしょに、二階への階段の下の、うすぐらい、広い廊下を歩いていたときです。