Japanische Klassiker mit Furigana
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かめんのきょうふおう
仮面の恐怖王/電人M
江戸川 乱歩
Lesen Sie 仮面の恐怖王/電人M (かめんのきょうふおう) von 江戸川 乱歩 (えどがわらんぽ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N3. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N3 · Mittel · moderne Kanji und Kana · 153.590 Zeichen · 308 Bildschirme
さかさまロボット
さかさまロボット
警察がやってきたので、たちまち、このことが新聞記者の耳にはいり、その夜おそく、長島君のうちは、新聞記者攻めにあいました。火星人を見たのは長島君だけですから、新聞記者にとりかこまれて、うるさくたずねられたのです。
そして、あくる日の新聞には、このふしぎなできごとが、でかでかとのりました。日本じゅうの人が、それをよみました。そして、そのうわさで、もちきりなのです。
火星人は長島君の家にあらわれたばかりではありません。それからというもの、毎日のように、東京の方ぼうに、姿をあらわし、そのたびに、あの、「月世界旅行をしましょう」という紙きれを、おいていくのです。
ところが、それからしばらくすると、火星人とはべつに、もう一つのぶきみな事件が起こりました。そして、その事件にはじめて出くわしたのが、やっぱり少年探偵団の三少年のひとり、有田君でした。
有田君も港区にすんでいたのですが、ある夕方、ひとりで、さみしいやしき町を歩いていました。ながいコンクリート塀ばかりつづいた、人通りのない町です。
ふと気がつくと、百メートルも向こうから、まっ黒なからだの、へんなやつが、近づいてくるのです。