Japanische Klassiker mit Furigana
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かめんのきょうふおう
仮面の恐怖王/電人M
江戸川 乱歩
Lesen Sie 仮面の恐怖王/電人M (かめんのきょうふおう) von 江戸川 乱歩 (えどがわらんぽ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N3. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N3 · Mittel · moderne Kanji und Kana · 153.590 Zeichen · 308 Bildschirme
また、今夜は、治郎少年が研究室に呼びこまれ、電人Mと争っている声がしていたのに、ドアをやぶってみると、部屋の中はからっぽでした。
研究室の窓には、ぜんぶ鉄格子がはめてあります。天井にも、床にも、かべにも、ぜったいに、秘密の出入口などありません。その密室の中から、電人Mだけではなくて、治郎少年まで消えてしまったのです。
そして、今はまた、このガレージのふしぎ。鉄板をはりつめた床、コンクリートのかべ、どこにも、逃げだす隙間はありません。その中にとじこもった三人が、忽然として、消えうせてしまったのです。
みなさん、いったい、このなぞを、どう解けばよいのでしょうか。それには、むろん、だれも気づかない、秘密があるのです。電人Mという怪物の知恵が、考えだしたトリックです。いつかは、その秘密が、わかるときがくるにちがいありません。
この事件には、もうひとつの、もっと大きな秘密があります。それは遠藤博士がどんな発明をしたかということです。世界をおどろかす大発明、これを使うと、世界じゅうが滅びてしまうほどの大発明、それはいったいなんでしょう。原爆や水爆ではありません。