Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

ja-reading.com

Lesen Sie japanische Klassiker online mit Furigana. Filtern Sie nach JLPT-Niveau, tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung und übersetzen Sie einen Satz.

かめんのきょうふおう

仮面の恐怖王/電人M

江戸川 乱歩

Lesen Sie 仮面の恐怖王/電人M (かめんのきょうふおう) von 江戸川 乱歩 (えどがわらんぽ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N3. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N3 · Mittel · moderne Kanji und Kana · 153.590 Zeichen · 308 Bildschirme

Aozora Bunko

」

さすがの明智探偵も、この大発明には、すっかり驚かされたようです。

「くわしいことは、あとで、ゆっくりお話しますが、一口で言えば、それは、こういう力です。」

遠藤博士は、明智探偵と小林少年の顔のそばに、自分の顔をくっつけるようにして、何事か、ぼそぼそと、ささやきました。

「ほう、百二十時間、五日間ですね。」

明智探偵が驚いて、聞きかえします。

「そうです。五日あればどんなことだってできるでしょう。ひとつの国の政府を変えてしまうことだって、わけはありません。」

「軍隊はもちろんですが、警察でも、その力を持っていたら、なんでもやれますね。」

「そうです。ですから、わたしの発明のことを、つたえきいて、いろいろな外国人が、買いとりにやってくるのです。しかし、わたしはけっして売りません。これを手にいれた国は、世界を思うままにできるからです。」

「さすがに二十面相のやつは、そこに目をつけたのですね。そしてあなたの助手になりすまして、発明を盗もうとした。」

「そうです。しかし、わたしは、どんな親しい者にも、この発明の秘密は、一言もしゃべっていません。ノートなども残してありません。