Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

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しおばらたすけいちだいき

塩原多助一代記

三遊亭 円朝

Lesen Sie 塩原多助一代記 (しおばらたすけいちだいき) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 138.733 Zeichen · 274 Bildschirme

Aozora Bunko

者が皆遊びます。多助も廿一歳の若者ですから、随分遊びたい盛りでございますが、人の遊ぶ中を重い荷をつけて馬を引いて、数坂峠という山又山を歩いて居りますも、家に居れば母親おかめに虐められまして、実に生傷の絶える事がないくらいの訳ですから家にとては居りませんで、馬を引いて歩きながらも種々思合わして見たが、どうも此の家に長くいる訳にはいかない。情ないかな母とおえいが馴合って、丹治父子を引入れて逢引するとは、実に犬畜生同様の致方、殊に私を附け狙うから丹治父子が此の家へ出入る中は迚も居る訳にはいかない、命があれば死んだ養父に恩返しも出来るが、命がなくては恩返しも出来ないから、江戸とやらいう所は、どういう所か勝手は知らないが、一先ず江戸へ出て辛い奉公なりとして、金を貯めた上で国に帰って来て、若し家が潰れていたら立て直すより外に仕方がない、八歳の時から居慣れた沼田新田の村の模様も、これが見納めになる事かと、心の中で嘆きながら、豆を二俵附け、青を引いて分家の太左衞門の所へ余所ながら暇乞いに参りました。

多「もし、叔父さん/\」

太「おう、多助か、何処え往く